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SMAPについて

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SMAP。このグループを知らない人はいるのだろうか。そう言っても過言ではないくらいSMAPは日本の芸能界に大いに貢献してきた。しかし、2016年12月31日で解散。僕にとっては2016年最大のショッキングな出来事であった。本記事では、そんなSMAPについて書いていく。

 

僕がいつSMAPを知ったのかは記憶にない。物心ついたときから当たり前に存在していた。多分、僕くらいの年齢の方なら誰もがそう感じているだろう。
曲についても同様。物心ついたときからSMAPの曲を耳にしていたと思う。エピソードを挙げると、僕が全く音楽に興味がなかった小学3年生の頃、家族とカラオケに行ったときに「世界に一つだけの花」(2003)と「夜空ノムコウ」(1998)をフルで歌った。「歌った」というよりかは「歌えた」のほうが表現としては妥当なのかもしれない。つまり、音楽に興味がないような人にまで浸透するような曲を歌ってきたということなのだ。他にも、「らいおんハート」(2000)「がんばりましょう」(1994)「青いイナズマ」(1996)「BANG!BANG!バカンス!」(2005)「Dear WOMAN」(2006)「ありがとう」(2006)「Joy!!」(2013)「シャレオツ」(2013)といった耳に残りやすい曲を国民に浸透させてきた。
個人的にも思い入れが深い曲がある。それは、「This is love」(2010)「さかさまの空」(2012)「Amazing Discovery」(2014)である。どれもリアルタイムで聴いてきた。「This is love」は、小さい頃、車でよく流れていた“LOVE PSYCHEDELICO”が提供したという経緯でレンタルして聴きまくった。とにかくサウンドがかっこよく、それに乗っかるメンバーの歌声が心地よかった。「さかさまの空」はとにかく前向きになるような歌詞が好きだ。この曲は僕が高3のときの曲であり、当時リピートしまくっていた。「Amazing Discovery」は電子音全開で、初めて聴いたときは「時流に乗ったなあ」と思ったが、意外にも電子音全開のSMAPが新鮮に感じたため、よく聴いていたし、Perfumeにハマり始めた最近もよく聴いている(この曲を提供したのは中田ヤスタカ)。
学校生活においてもSMAPの曲に遭遇する機会もあった。小学校のときの学習発表会においてクラスのみんなで「世界に一つだけの花」を歌ったり、中学校の体育祭の応援で「SHAKE」(1996)の替え歌が採用されたりとさまざまな場面でSMAPの曲が使われてきた。それもSMAPの曲は影響力が強いということの表れであると思う。
ここまで挙げてきた曲を見ると、どの曲も発売時期がバラバラであることがわかる。これは、SMAPがいつの時代も記憶に残るヒット曲を残してきた証拠なのである。
個人の活動においても印象に残っている。中居くんのMCの上手さは抜群だったし、「うたばん」も結構好きで昔はよく見ていた。キムタクはグループ内でも少し異色な存在で、僕はドラマ「HERO」の印象が強い。慎吾ちゃんはドラマ「ガリレオ」などで悪役として出演していたり、実写版の「こち亀」の“両さん”や“慎吾ママ”といった奇抜な役を演じていたことが印象深い。草なぎくんは音楽番組「僕らの音楽」での司会の印象が強い。優しく語りかけるような話し方が好きだった。僕が小さいころ見ていたドラマ「僕と彼女と彼女の生きる道」にも出演していたことも記憶している。吾郎ちゃんに関しては、失礼ながら彼の出演していたドラマなどを見ていなかったので何も言えないが、クールなキャラがとても好きだった。結論を言うと、僕はメンバーみんなが好きであるし印象に残っている。

 特別ファンでない(とはいえど曲は好きでよく聴いていたし、ジャニーズではダントツで好きなグループである)僕でも印象に残っていることがたくさんある。そう感じる方も他にもたくさんいらっしゃるのではないのだろうか。ファンではない人にも何らかの強い印象を刻む芸能人はそうそういないと思う。

 

ジャニーズ事務所の裏事情を知らなかった僕にとっては、過去にメンバーの脱退などといった大きな出来事はあったものの、グループ活動は順風満帆に見えたのだ、2016年1月の解散危機の報道までは。僕自身は週刊誌の情報を簡単に信じないので「いつもの解散騒動だろ」というくらいの気持ちで報道を聞いていた。とはいえど、ここまで大々的に報道されるし、同月18日に謝罪会見が開かれたくらいだから、状況的には苦しい状況にあったのだと認識はしていた。僕はこの謝罪会見で少し安心してしまった立場だったが、世間的には「事務所による公開処刑だ」などといった厳しい意見飛び交った。今思えば、この会見はメンバーたちの本心が言えない、事務所側による作られた会見だったというふうに捉えられる。安心していた身としては、2016年は厳しいにしろ、また普通に活動できるようになると安易に考えてしまっていた。そこから半年が経った7月16日。この日は中居くんが司会を務める「音楽の日」の放送日だった。放送日の数日前に出演アーティストが発表されたがSMAPの名前がなかった。中居くんが司会を務めるにも関わらず。この時点で深刻な状況であることが読み取れた。そこから一か月ほど経った8月13日の夜に再び解散騒動が起き、14日に解散発表。とても複雑な気分になった。

解散に至った経緯として、SMAPを育ててきた飯島マネージャーとジャニーズ事務所との間に起きた確執により、飯島マネージャーが退社させられ、それと同時にSMAPも独立してマネージャーについていこうとしたがキムタクだけ「事務所に残る」という意思表示をしたことによるものだと報じられている。世間的には、キムタクが悪者扱いをされているように感じるが、彼にも彼なりの事情があるので責めることはできないし、何が正しくて何が間違えているかに答えはないと思う。ただただ、事務所によって潰されてしまったという見解にしかならない。

グループというものにはいつかは終わりがあり、解散という選択肢をとらなければならないときが来る。これはグループの使命なのである。メンバーが死別したとき、方向性が合わなくなったときなどと理由を挙げられたらキリがない。例え、自分の好きなバンドが解散することになっても、円満に解散できるなら仕方ないと自分で消化できるかもしれないが、空中分解という形であったら悲しくなると思う。SMAPの場合は空中分解に近いが、結局はグループのバックグランドでの問題、つまり“大人の事情“が絡んでくるので余計に悲しいし納得がいかない。しかも、本人の口からは何もいわせてくれないという状況にある。こういった状況だから、誰もが解散の現実を受け入れることができないのではないのだろうか。このまま、解散の本当の理由が闇の中に葬られてしまうのは本当に後味が悪いし、解散に対して納得がいかない。
芸能界に大いに貢献してきて、いて当たり前という存在のSMAPが解散してしまうというのは芸能界に大打撃であると思う。個別での活動に関しては来年以降も継続されるが、一度事務所との間の歯車が狂ったと思われるので、今後はどうなってしまうのかと心配になってしまうが、メンバー一人一人がこれからも活躍していけることを祈っていきたい。

 

最後に、僕がSMAPで1番好きな曲である「さかさまの空」を載せます。

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