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ベストソング2016

遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。なんだかんだで昨年のベストソングについての記事を書きました。昨年はたくさんの音楽に出会えましたが、その大半が過去曲で、今年の曲はあまり聴いてないのでTOP10を紹介していきます。
 

10位 RADWIMPS前前前世
映画「君の名は。」の影響で子どもから大人まで幅広い世代に聴かれた2016年を象徴する曲の一つ。僕自身は、このようなストレートな曲をRADWIMPSが歌っていることに抵抗があるものの、耳に残りやすくカラオケでも歌いやすく、国民に浸透させたという視点で見るとベストソングに入れるだけの完成度がある素晴らしい曲であると感じている。
曲のもつグルーヴ感は秀逸で、心地よいロックサウンドが展開されていて、それに映画のストーリーに沿った歌詞が乗っかっているのは印象的。野田洋次郎のソングライティング力の幅広さを認識させられた1曲。

9位 小田和正「wonderful life」
SUBARUのCMソングになった曲。ストリングスにより曲に彩りをつけるあたりが最近の小田さんらしさともいえ、その王道を貫いた雰囲気。新録の季節にピッタリの爽やかな曲で、小田さんの声もいつも以上に磨きがかかっているように感じる。「この道は はるか遠く 続いている」といった歌詞は68歳という年齢だからこそ書けたのではないのか。歌詞から小田さんの貫録を感じられる。メロディーもキャッチ―で、いつも以上に早く耳に馴染んだ。

8位 フジファブリックポラリス
現体制において、今までになかったようなスピード感がある曲になった。フジファブリックは確実に進化していると思わされた。前向きな歌詞とそれに合うポップでパワフルなサウンドには完全にやられた。この作風は、確実にアルバムにも引き継がれている。ようやく、現体制らしさが出てきたなあと感じられた。最初のインパクトも強かったが、何回も聴くうちにさらに良さを感じていったスルメ曲でもある。

7位 PerfumeFLASH
Perfumeの音楽に触れ始めたのは昨年の話であり、その“昨年”にリアルタイムで耳にした唯一の曲。日本の文化である“かるた“をテーマにした映画「ちはやふる」の主題歌になったからか、歌詞に和の雰囲気が漂っている。英詞が多様されることが多い彼女たちの曲にこの手の曲は珍しいのではないのかと感じた。けっこう中毒的によく聴いていた1曲。よく聴いていたのはアルバムのミックスで、映画に使われた配信バージョンは後に聴いたため、少し違和感がある(映画は未だ見ていない)。

6位 Bank Band「こだま、ことだま。」
オリジナル曲としては2009年の「奏逢~Bank Bandのテーマ~」以来7年ぶり。2012年を最後に休催していた“ap bank fes”の復活に伴い放たれた曲。フェスのことを歌ったような歌詞に、突き抜けるような青空を連想するようなブラスアレンジが利いているのが秀逸。個人的には、この曲で再び櫻井和寿×小林武史のタッグが組まれたことに注目していた。この心地よいブラスアレンジは以前の小林武史らしさが出ていて、彼がストリングスばかり使う人というだけでなく、秀逸なポップスサウンドを生み出す才能を持っていることが確認できる。

5位 宇多田ヒカル花束を君に
2016年の音楽シーンは宇多田ヒカル抜きでは語れないと言っても過言ではない。そんな彼女が活動休止明け一発目にリリースした曲。休止前はR&Bサウンドを基調としていたが、休止明けにこのような落ち着きのある作風の曲をリリースしたのは、朝ドラの主題歌に選ばれたという理由ではなく、“母の死”や“出産”を経たからということが大きいだろう。この曲は、“母の死”が直接影響しているような歌詞となっていて、“死”を思わせるような世界観であり、深みがあるので何度でも聴きたくなる。名曲。

4位 桑田佳祐「百万本の赤い薔薇」
2016年の桑田佳祐は全く違うタイプの曲を8曲もリリースわけだが、そのなかでも1番良いと思ったのがこの曲。「ユアタイム」というニュース番組に提供したためか、どこか“世界平和”を歌っているような歌詞が印象的。ポップで軽快なリズムなのが気に入った要因の一つである。

3位 藤巻亮太「日日是好日」
ソロ1stではロック路線に行き、その後の迷いを越えてリリースされた2ndアルバム『日日是好日』のタイトルチューン。アルバム自体がどこか開放されたような雰囲気で、彼のこれまでの音楽キャリアにはなかったような作風であった。この曲はそんなアルバムを象徴するような曲で、牧歌的な雰囲気が印象的。それがハマった要因かもしれない。AメロもBメロもドロドロとしているが、サビに向かって前向きになっていくという歌詞構成も良い。

2位 星野源「恋」
2016年の音楽シーンの代名詞となるくらいに流行った曲。軽快なブラックミュージック路線のサウンドと耳に残りやすいメロディから音楽性の高さを感じさせてくれる。高い年齢層の人にも受けやすそうな印象もある。また、キー的に男性がカラオケで歌いやすいのも曲が流行る理由の一つだろう。不思議とクセになり、何度も聴きたくなる曲だ。

1位 スピッツ「ハチの針」
3年ぶりのアルバム『醒めない』収録曲。リード曲ではないがこの曲の完成度は凄まじいと感じた。ゴリゴリのエモーショナルなロックサウンドとスピード感がとても中毒性があり、何度もリピートしたくなる。歌詞に関しては何を言っているのかわからない(それ以前に解釈しようとしていない)が、サビの歌詞の語呂の良さは印象的。アルバム自体は正直微妙だった(個人的意見)が、この曲含め、いくつかの曲の持つインパクトはずば抜けていた。


初の試みとなったベストソング特集。けっこう面白かったです。ただ、好きなアーティストに偏りがちなので、今年は視野を広げ、多くの新曲たちを聴けたらいいと思います。では、今年もよろしくお願いします。